子どもの成長に必要な栄養素①
たんぱく質
たんぱく質は体をつくるもとになる栄養素です。骨や筋肉、内臓、血液、皮膚、髪の毛など、人体のすべてにたんぱく質は使われています。そのため、身長が伸びたり筋肉や血液が増えたりする子どもの成長過程には欠かせません。さらに、ホルモンや神経伝達物質、免疫抗体の材料にもなり、成長ホルモンの分泌を促進させるだけでなく、けがをしたら皮膚や筋肉の修復のために使われたり、ウイルスや細菌から体を守ったりするのにも重要な役割を果たします。
カルシウム
カルシウムは骨や歯の材料になり、強い骨や歯を作るために欠かせません。骨の強さをあらわす骨密度は20歳頃までがピークとなり、それ以降は増やすのが難しいと言われています。そのため、骨密度を高められる子どものうちにしっかりとカルシウムを摂取することが大切です。カルシウムは体内に吸収されにくい栄養素ですが、子どもは大人に比べてカルシウムの吸収率が良いため、子どものうちにしっかりと摂取して貯骨しておきましょう。
鉄分
鉄分は血液の材料になる栄養素で、赤血球に含まれるヘモグロビンとして、酸素や食事から摂取した栄養素を全身に運ぶ役割を担っています。全身の筋肉や脳、免疫細胞などに酸素や栄養を届けることで、運動機能や集中力の維持、免疫力などをサポートします。体が成長するにつれて、血液の循環量が多くなり、鉄分の必要量も増えていきます。成長期の子どもに特に不足しがちな栄養素なので、しっかり摂取できるように意識してください。
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